今月はサントリーホールにて一生に1度くらいのお値段のコンサートを聴いてまいりました。
はじめはVPO,次はBPh,どちらも世界最高峰のオーケストラとして君臨していますが、演奏スタイルは全く違いました。
きらきらとした華やかな音色のVPO、楽しい音色をこれでもかと重ね聴いたこともないような重厚な演奏を奏でるBPh。
チケットのお値段高過ぎと半ベソでしたが、終演後は仕方ないと納得です。
面白いことに同じホールでありながら、ロビーの様相も対照的なのです。
ウィーンフィルはワインやコーヒー、シャンペンを楽しむお客さんで溢れていたため、私は飲み物をあきらめて、トホホの体でグッズ売り場でウィーンフィルのポロシャツを買って帰りました。
ベルリンフィルはカフェが混むことはなく、オーケストラのグッズはCDのみ、VPOは無料で配布されたプログラムが2000円で並んで買わないと手に入らないようになっています。
どちらも演目は2曲ですが、VPOは2度アンコールに応えてくださいましたが、べルリンフィルはアンコール無しでした。
ウィンナーワルツの大好きな私は、R.シュトラウスの交響詩ツァラトゥストラはかく語りき作品30の中のヴァイオリンソロを含んだウィンナーワルツに18~19世紀の舞踏会場に翻るレースとフリルのドレスを垣間見ました。
んなわけないと思う方は、是非こなれた感じで演奏されたこの難解な曲をウィンフィルの演奏で聴いてみてください。
チケットもう少しお安くなれば、また聴きたいコンサートです。
わたしは緊張して固唾をのんで聴きいっておりましたが,オケの皆様はリラックスした感じで共に安定感のある演奏でした。
さすが!!ブラーボ!!!