弥生月に入り、日も長くなってまいりましたね。
今月は10日にカワイミュージックスクール荻窪センターでグレードテストと16日は表参道パウゼで発表会があります。
毎日の練習やお教室の指導と復習に加え、体調管理にも気を配るようにしましょう。
卒園や卒業の式典など行事の詰まった時です。
今回は進級を前に2018年Ensemble 9月号に載っていた「脳の発達とピアノ学習」から一部抜粋、引用させて頂きます。
最近は脳の全容や機能が日進月歩に明らかにされています。
その発達過程にピタリと合ったピアノ学習も可能になりつつあるわけです。
細かい指の動きが要求されるピアノの演奏は「巧緻運動」と呼ばれ脳の運動野の発達に合わせてピアノを始めると、能力を獲得しやすいそうです。
東北大学加齢医学研究所教授の瀧先生はオリンピック選手の脳の研究に参加した際、子供のころ、どのようなことをしていたか聞いたことがあり、ほとんどの方がピアノを弾いていたと答えたそうです。
まさに巧緻性の成果と先生は書かれています。また音楽をやっていた人は運動神経もよい人が多いという好例であるとも述べられています。
我が家では幼児期からピアノを習わせた息子たちがその後、ひとりはプロアスリートにひとりは柔道有段者になったのがピアノの成果であったとは、少なからず驚きです。
これから、ピアノのレッスンを受けることが、思いもよらない方向へのパスポートになりうると考えると私もテンションが上がります。
また人の脳を解明していく様子も、かつての流行歌であったに違いないクラシックやジャズの曲を深く掘り下げて行く工程に大変よく似ている感じがして、個人的にワクワクしております。
もうすぐ、日本の空はさくらでピンク色の風に変わります。
今日よりも明日、あすよりもあさって、少しづつでもよいので、上手に演奏できるようにしましょうね♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦