フレデリック・ショパンの曲でどこが何が心惹かれるのかと言えば語り尽くせないけれど、やはり筆頭は「喜」と「哀」それから「希望」と「絶望」そして「愛」と「別れ」さらに隠れようのない溢れるようなポーランドへの愛着だろうと思います。
対比するモチーフのバランス、配分に絶妙な連帯感と説得力で圧倒され、演奏することで一体となった感を知ってしまうと もうショパンの底なしの魅力に引き込まれて動けなくなります。
いろいろ理屈を並べてみましたが、曲の情愛の深さに無限の可能性を含んでいるから、いつまでも離れられなくなってしまうところではないでしょうか。
伝記物のように語れば、優れた秀逸な芸術家でありながら、祖国のために戦う志士でもあったようで、私はこちらについても作曲やピアニストとしての偉大さと同じくらい感動してしまいます。
いにしえの時を経てなお愛される曲の数々は色褪せることのない宝庫でしょう。
タイムマシンで過去に跳ぶ科学が完成したら生演奏を聴きたいです。
夢はさて置き演奏するとき1番ショパンらしさで気に留めるのは流れるように両手でメロディを弾く感覚です。
わかりやすい根音と内声の左手にも美しいメロディラインを含んでいてよどみなく美しい音の層が移り変わっていくからです。
本当に素晴らしい゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚
オリンピック連覇を遂げた羽生結弦選手がバラードを選曲したのもうなずけます。