わたくしごとですが、今、進行形の曲がショパンのOP.64 No.2のワルツとビリーホリデイの歌が最高なAll the wayなのですが、どちらも半音進行のルート音にゾクゾクしながら練習してしまいます。
ワルツのPiu’ lentoのスラーで結ばれた左手のラインは夢見るように続いていてうっとりしてしまいますし、シナトラの歌でもよく知られるALL THE WAYのリアルブックに記された分数コードは説得力あるベースラインが歌に深さを加えているように感じます。
どちらも美しく洗練されたメロディに重なった根音の描く流線に癒されたり勇気づけられたりするのです。
アナリーゼしなくても ただ弾く 聴くだけで心が浮き立つ曲を生活の必需品にすることを是非お薦めしたいです。
もう、そういう曲を持ってる人が殆どかもしれませんね。
自分の心の動きに寄り添ってオフェンスやディフェンスにまわってくれるようなメロディのある贅沢をしてください。