今朝の読売新聞に心動かされる記事が載っていたので、ご紹介します。
1975年ベネズエラの音楽家で経済学者のホセ・アントニオアブレウ博士が始めた音楽制度は貧しい子供たちに無償で音楽を学ぶ場を提供し、犯罪や貧困から救うエルシステマという国家事業です。
現在、シモン・ボリバル音楽財団がベネズエラ全土で音楽学校と楽団を運営し、楽器の修理工場もあるそうです。
ベネズエラ青少年オーケストラ(12歳~18歳の団員約160名)は国内屈指の青少年管弦楽団に成長し、財団の音楽学校は全土に440校、82万6000人がクラシック音楽を学び、各地に楽団を組織して生徒が演奏を披露する機会があるそうです。
アメリカ名門のロサンゼルスフィルの音楽監督グスターボ・ドゥ・ダメルさんはじめ世界的な指揮者や演奏家を輩出しています。
財団幹部のエドアルド・メンデスさん曰く
「将来に希望が持てない子供も音楽で認められると自分の価値に気づき、誇りを取り戻す事ができる」
エルシステマは規律や協調性を育むとして国際的にも評価され欧米アジアなど60以上の国や地域に普及し、福島や岩手の被災地で、子供の「心の復興」のために導入されてもいるそうです。
プログラム担当ディレクターのアンドレス・アスカニオさんは
「音楽の道に進まなくても困難にめげずチャレンジする精神は社会に出てからもきっと役に立つ」
と語っているそうです。
こういう活動を花開かせ大輪の花に育てていくことが人として大切な生き方ではないかと強く想ったので、紹介させていただきました。
月別: 2017年9月
わたくしごとですが、今、進行形の曲がショパンのOP.64 No.2のワルツとビリーホリデイの歌が最高なAll the wayなのですが、どちらも半音進行のルート音にゾクゾクしながら練習してしまいます。
ワルツのPiu’ lentoのスラーで結ばれた左手のラインは夢見るように続いていてうっとりしてしまいますし、シナトラの歌でもよく知られるALL THE WAYのリアルブックに記された分数コードは説得力あるベースラインが歌に深さを加えているように感じます。
どちらも美しく洗練されたメロディに重なった根音の描く流線に癒されたり勇気づけられたりするのです。
アナリーゼしなくても ただ弾く 聴くだけで心が浮き立つ曲を生活の必需品にすることを是非お薦めしたいです。
もう、そういう曲を持ってる人が殆どかもしれませんね。
自分の心の動きに寄り添ってオフェンスやディフェンスにまわってくれるようなメロディのある贅沢をしてください。
今週末の9月3日日曜の午後、吉見先生お薦めのピアノ連弾コンサートが名曲喫茶カデンツァで開かれます。
興味をそそられるのがピアノ協奏曲でお馴染みのガーシュインのラプソディーインブルーを2台のピアノで演奏するというものです。
奏者は杉山真衣子氏と坂本知穂氏のお二人です。
吉見先生のお友達なのかもしれないです。
次の週の日曜の午後にサロンコンサートでショパンのワルツを弾く予定なので、自分の練習でかなりいっぱいいっぱいですが、聴きに行きたいなぁと思っています。
先週末は懐かしいメンバーのライブを聴きにいってまいりました♦♫♦・*:..。♦♫♦*
みゆきちゃんことas守谷美由紀 いしだくんことp石田衛 b須川崇志 ds今泉総之輔メンバーによるquartet♪゜・*:.。. .。.:*・♪
ゲストにみゆきちゃんのご主人の本田珠也さんと前にイントロで演奏を聴かせて頂いてぶっ翔んだほど素敵なケイ赤城さんが飛び入り参加してくださってすごい最高のライブでした
最後に9月10日荻窪のカワイ音楽センター内でサロンコンサートが開かれます。
クラシックから歌謡曲まで幅広い歌とピアノの演奏を楽しめますのでいらしてくださいね♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦